企業や個人から詐欺被害

韓国で韓国人と外国人との離婚は、韓国人同士の離婚と異なる問題を解決しなければなりません。問題解決には、当人だけで解決できることと弁護士の力が必要になることがあります。

そのため、国際離婚で確認すべきことは、

1．婚姻関係が成立しているか

国際結婚のケースは一方の国だけで婚姻が成立しているケースがありますが、もう一方の国では成立していないケースがあります。

2．離婚手続きは両方の国で必要

婚姻確認同様、離婚手続きは両方の国で行わなければなりません。

3．在留ビザについて

外国人女性が離婚して、配偶者ビザで引き続き韓国に滞在する場合には離婚すると在留資格を失うことがあります。

さらに、子供がいる場合には、親権や子供の国籍、養育費などの問題もあります。
このように、国際離婚では日本人同士の離婚とは異なるさまざまな問題や注意点があります。相手の国籍や結婚生活の場所などによっても適用法や手続きが変わります。お一人で対応すると間違いが発生することがありますので、離婚問題解決には弁護士のサポートが必要です。

近年で増えているのは「AIを駆使して仮想通貨のやり取りを行い、莫大な収益が得られる」という詐欺も登場しています。この詐欺は、「必ずもうかる」と言ってお金を集めてそのまま消えてしまう「投資詐欺」です。

こうした投資詐欺は、数千人もの被害者を生む大型犯罪だけでなく、高齢者やお金の知識のない若者を狙った小規模の事件も多い特徴があります。また、投資資金を集めるだけでなく、配当を引き出すためにお金が必要と言ってさらにお金を支払わせるなど、そのパターンも変わってきています。

また、深刻化する日韓の男女トラブルを象徴するものとして、韓国人の結婚詐欺があります。日本の結婚詐欺同様、特定の日本人に「結婚が前提」と言って嘘をついて近づき、財産を搾取。全ての財産を奪い取ってから消えてしまうというケースです。このようなケースの詐欺は、所在や名前を偽っているケースも多く、ひどい場合には組織ぐるみで仕掛け人を用意して、詐欺行為を行っている場合もあります。

結婚詐欺は、ターゲットの気持ちが100％自分に傾いたと実感すると、何かしらの理由を付けて桶根の都合を言い出す特徴があります。

韓国での詐欺は、近年の韓国ブームによる影響もあってか、日本人女性が韓国人を装った人物や韓国にまつわる詐欺被害に多く巻き込まれています。その他にも、国際ロマンス詐欺被害や韓国の新興宗教、占いなどその内容は多岐にわたります。このような詐欺の特徴は金銭がすべて巻き上げられることですが、遭遇した時にどこに相談したらよいものなのか、どのように解決すればよいのか分からない方が多いため、このようなトラブルは泣き寝入りをせざるを得ない状況が存在していると言えます。

日本でもこのような詐欺に遭遇した時には自分1人で解決するのは難しいものです。まして、韓国での詐欺になると日本人1人では解決できません。そのため、韓国人による被害の場合には、韓国の専門家による知識が必要になります。下手に自分で動くと相手が警戒して、対処できないことが多くあります。そのため、自身で行動を起こす前に、専門家へ相談して法的サポートを受けて解決することをおすすめします。